ロートアイアンが拡がっています。
結婚式場、ホテルへのご採用(設計はアルミ鋳物が図面指定されています)
マンションへのご採用(標準として)
ロートアイアンとは
古くはドイツ・イタリア・イギリス等中世ヨーロッパで好まれていたもの。現在の日本では、本物感の為、愛好家はいましたが、ヨーロッパからの輸入製品の段階で非常に値段が高いものであったため、簡単には採用できませんでした。そこで装飾的に似たような製品であるアルミ鋳物(パネル、手摺子)が殆どの建物で使われていたのです。
ところがこのヨーロッパ内のロートアイアン製作の大部分、特に汎用品ともいうべき分野には中国の商品が輸出されていたことがわかり、中国輸入を始め、その結果、日本でも次第に使われるようになってきました。現在ではブームが起きています。
中国では、ロートアイアンの工場製作には国から与えられた免許が必要です。これにより製品品質レベルを損なうことの無いように指導しているわけです。
ロートアイアンの主な部品の一部をご紹介します。
ロートアイアンは工芸品?
確かに工芸品です。したがって正確に分類すると、「イタリア・ドイツの鉄材を輸入し、ひとつひとつの手作りを行い、芸術家によるデザイン、塗装が売り物のロートアイアンが本物だ」という会社があります。しかしそれでは値段が高いだけの高級住宅でしか採用できない芸術品そのものです。
私達は、中国の勤勉な技術に加え、高い生産効率をもったロートアイアン製作を進める事により、できるだけコストダウンを図っています。
ロートアイアンの手摺を見ていると、装飾過剰とも思えるものと、シンプルなものとがあります。今までの日本でのご採用事例では、案外シンプルな製品が多く出ています。もちろんそのほうが値段的にお安くなります。
デザインの多くはお客様から頂きます。私達は事例から、経験から、コストダウンの方法、デザインの選択などを提案いたします。全備のロートアイアンは「できるだけ多くの方に、無理のない予算で満足して頂きたい」という点に絞ってお勧めしています。
ロートアイアンの「ロート」ってどういう意味?
Wrought(workの過去分詞)=念入りにしあげられた・装飾の施された・打って作った
ロートアルミ
● ロートアイアンが多く使用される国は、「フランス」「イギリス」「カナダ」と「オーストラリア」など。
現在、殆どが中国からの輸入品です。
(人件費コストと労働条件から先進国では生産コストが合わないためです)
● 今までも輸入商社を通じて日本国内に入ってきていましたが、たくさんの問題がありました。
従来なら | 全備なら |
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値段が高い。フランスからの輸入等。中国からの直接ではなく大きな無駄がありました。 取引の支払条件に無理がありました。よくあるケースでは、契約時に半分現金。のこり半分は製品受け取り時に支払うなどです。取り付けの対応はしません。いったん手配をかけると後は先方任せ。確認、連絡が素早くできません。図面、デザイン提案等は全くできません。輸入品として扱うだけでした。 |
中国から直輸入しかも生産工夫により、単価を大きく落とせました。通常のお取引条件で対応可能です。もちろん図面、打ち合わせ、取り付け対応します。中国の藤原金属は日本人管理。現在の製作状況、移送状況がすぐ連絡できます。この部分が日本人管理の工場と全備だからこその対応です。ぜひ、ご相談ください。お待ちしています。 |